メンタルヘルスの必要性


現代人が日々大なり小なりストレスを抱えながら仕事や生活をしていることは前のページでお話しました。
このページでは、労働者に着目して、
を通して、何故メンタルヘルスが必要なのかをお話したいと思います。もちろん労働者に関わらず、全ての現代人にも当てはまります。


ストレスを抱えながら仕事をすることの危険性

ストレスを抱えながら作業をすることで、以下のようなことがあげられます。

@ストレスにより、仕事の集中力が低下する
A集中力が低下することで、仕事の効率が低下する
Bまた仕事中のまさかの事故にも繋がる
C効率の低下・作業中の事故により、会社全体の損益に繋がる

ではこのストレスの原因が、会社内で発生しているとしたらどうでしょうか?


厚労省の統計から裏付けられる職場環境

平成20年度の厚労省の調べで、心の病による労災支給決定者は2年連続高水準で、5年前の2倍になっていることが分かりました。

また同じ統計で、職業別に見た場合、肉体労働・精神労働に限らず、全ての職業で精神障害などによる労災支給決定者がいるということも分かりました。

ご存知のとおり、
会社には安全配慮の義務があり、職場での過労(肉体面・精神面)は会社の責任を問われます。

あなたの会社の社員たちのメンタルヘルスは大丈夫でしょうか?
うちの会社だけは大丈夫、そう言い切れるのでしょうか?


メンタルヘルスを向上させることの利益

では逆に、メンタルヘルスを向上させることで、どのような利益が得られるのでしょうか?

@ストレスがなくなることで、仕事の集中力が上がる
A集中力があがることで、仕事の効率が上がる
B集中力があがることで、作業中の事故が低下する
C効率アップ・事故の低下により、会社全体の利益に繋がる

このようにメンタルヘルスを向上させることは、労災支給者の低下・安全配慮の義務だけではなく、社員全員のモチベーションアップ、そして会社全体の大きな潤いとなるのです。
「平成の大不況」と騒がれる今だからこそ、会社にはメンタルヘルスとその向上が必要なのです。

では、どうすればメンタルヘルスを向上させることができるのでしょうか?


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